双極症委員会
双極性障害とは
日本うつ病学会双極症委員会では、双極性障害(躁うつ病)の患者さんとそのご家族に、双極性障害(躁うつ病)を正しく理解していただくための解説書「双極症とつきあうために」を作成いたしました。
ダウンロードしてご利用ください。
双極症とつきあうために(1,793K)
双極性障害とは(Ⅰ型)(412K)
双極性障害とは(Ⅱ型)(415K)
付録:睡眠・覚醒リズム表(730K)
ライフチャート(1.24M)
ソーシャル・リズム・メトリック(50K)
妊娠・出産を体験した双極性障害患者さんの事例紹介(569K)
仕事をしている双極性障害患者さんの手記(786K)
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日本うつ病学会双極症委員会のメンバーが作成したアプリ
下記の無料アプリがリリースされました。
ココロのリズム(社会リズム療法アプリ)
毎日の社会リズム(活動時間や対人刺激)を入力することで、社会リズムと気分変化の関係に気づき、より気分の安定した生活をめざす、時間生物学的根拠に基づいた双極性障害のための社会リズム(SRM)アプリ。 うつ病でも効果が報告!
7ステップdeスッキリ(認知再構成アプリ)
つらくなった時に、ガイドに従って気分や考えなどの情報を入力し、これまでと違ったバランスのよいものの見方ができるようになることで、つらい気持ちがラクになる、そんな習慣を身につけるための練習アプリ。 うつ病・躁うつ病のどちらのうつ状態にも効果が期待できる!
双極性障害の経過を表す用語と定義
国際双極性障害学会(ISBD)の委員会が、双極性障害の経過と転帰に関する用語の定義を提案しました。文献は以下の通りです。 Mauricio Tohen, Ellen Frank, Charles L Bowden, et al. : The International Society for Bipolar Disorders (ISBD) Task Force report on the nomenclature of course and outcome in bipolar disorders. Bipolar Disorders 2009; 11 : 453-473.
メンバーリスト
双極症委員会 委員
(50音順)
委員長 | 加藤 忠史 | 順天堂大学医学部精神医学講座 |
---|---|---|
委員 | 井上 猛 | 東京医科大学精神医学分野 |
岩田 仲生 | 藤田医科大学医学部精神神経科学講座 | |
上野 修一 | 愛媛大学大学院医学系研究科分子・機能領域精神神経科学講座 | |
岡 敬 | 特定医療法人十全会 Jクリニック /十全病院 | |
小笠原 一能 | 名古屋大学医学部附属病院 卒後臨床研修・キャリア形成支援センター | |
加藤 正樹 | 関西医科大学精神神経学教室 精神神経科 | |
川嵜 弘詔 | 福岡大学 医学部精神医学教室 | |
木村 洋子 | 同志社女子大学 看護学部 | |
黒木 俊秀 | 中村学園大学 教育学部 | |
酒井 佳永 | 跡見学園女子大学文学部臨床心理学科 | |
菅原 裕子 | 福岡大学病院 精神神経科 | |
鈴木 映二 | 東北医科薬科大学医学部精神科学教室 | |
宗 未来 | 東京歯科大学市川総合病院精神科 | |
高江洲 義和 | 琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座 | |
田中 輝明 | KKR札幌医療センター 精神科 | |
寺尾 岳 | 大分大学医学部 精神神経医学講座 | |
仁王 進太郎 | 東京都済生会中央病院精神科(心療科) | |
松尾 幸治 | 埼玉医科大学医学部精神医学 / 埼玉医科大学病院神経精神科・心療内科 | |
水島 広子 | 水島広子こころの健康クリニック | |
本村 啓介 | 国立病院機構肥前精神医療センター 臨床研究部 | |
森信 繁 | 吉備国際大学医療保健福祉学部作業療法学科 | |
山田 和男 | 東北医科薬科大学病院 精神科 | |
渡邊 衡一郎 | 杏林大学医学部 精神神経科学教室 | |
顧問 | 秋山 剛 | NTT東日本関東病院 |
大森 哲郎 | 社会医療法人あいざと会藍里病院 あいざと精神医療研究所 | |
尾崎 紀夫 | 名古屋大学大学院医学系研究科 精神疾患病態解明学 | |
神庭 重信 | 九州大学名誉教授 | |
坂元 薫 | 和楽会 心療内科・神経科 赤坂クリニック 坂元薫 うつ治療センター | |
白川 治 | 医療法人 尚生会 湊川病院 精神科 | |
山脇 成人 | 広島大学脳・こころ・感性科学研究(BMK)センター |
双極症委員会フェローについて
今回、日本うつ病学会双極症委員会の臨床・研究・啓発活動を委員とともに行うことを目的として、双極性障害を専門とするフェローを選出し、ご本人の承諾のもとホームページに掲載させて頂きました。
双極症委員会 フェロー
フェロー | 阿瀬川 孝治 | 医療法人 三精会 汐入メンタルクリニック |
---|---|---|
安藤 友子 | 東京大学医学部附属病院 精神科 | |
伊賀 淳一 | 愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学講座 | |
上田 均 | もりおか心のクリニック | |
大石 康則 | 仙台富沢病院 | |
大谷 真 | 山王病院 心療内科 | |
大塚 耕太郎 | 岩手医科大学 神経精神科学講座 | |
岡田 俊 | 奈良県立医科大学 精神医学講座 | |
奥山 真司 | トヨタ自動車株式会社 人事部 | |
織部 直弥 | 肥前精神医療センター 精神科 | |
尾鷲 登志美 | 牧田総合病院 精神科 | |
片上 哲也 | 片上メンタルクリニック | |
亀廣 聡 | ボーボット・メディカル・クリニック | |
河野 仁彦 | 医療法人一誠会 都城新生病院 | |
栗田 輝久 | 医療法人社団 桜珠会 可也病院 | |
栗田 征武 | 医療法人社団名取駅東口クリニック | |
近藤 真前 | 六番町メンタルクリニック 精神科 | |
佐久間 啓 | 社会医療法人あさかホスピタル | |
佐藤 悟朗 | 草津病院 | |
座間味 優 | 琉球大学大学院医学研究科 精神病態医学講座 | |
鮫島 秀弥 | 社会医療法人慈生会ウエルフェア九州病院 | |
日域 広昭 | 医療法人社団 日域医院 | |
信田 広晶 | しのだの森ホスピタル | |
鈴木 克治 | 医療法人芙蓉会 芙蓉会病院 診療部 | |
関谷 道晴 | 養南病院 | |
高橋 太郎 | 医療法人高仁会 川口病院 | |
髙橋 正和 | 医療法人髙仁会 戸田病院 | |
武島 稔 | 明心会柴田病院 | |
竹林 実 | 熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学講座 | |
段野 哲也 | 岡崎駅はるさきクリニック | |
千頭 孝史 | 医療法人サヂカム会 三国丘病院 | |
田 亮介 | 医療法人財団青溪会駒木野病院 | |
徳永 雄一郎 | 不知火病院 | |
歳森 康博 | としもりクリニック | |
豊田 洋 | 秋田東病院 精神科 | |
内藤 宏 | 藤田医科大学 医学部 精神神経科学講座 | |
中川 伸 | 山口大学大学院医学系研究科 高次脳機能病態学講座 | |
長澤 達也 | 金沢医科大学病院 精神神経科 | |
中田 滋寛 | よやすクリニック | |
仲唐 安哉 | 北25条メンタルクリニックあいさに | |
西脇 健三郎 | 医療法人志仁会 西脇病院 | |
波多腰 正隆 | 波多腰心療クリニック | |
早馬 俊 | 横浜メンタルクリニック戸塚 精神科 | |
原田 豪人 | ふたばクリニック | |
肥田 裕久 | 医療法人社団宙麦会 ひだクリニック | |
平川 博文 | 大分大学医学部精神神経医学講座 | |
藤井 久彌子 | 滋賀医科大学 精神医学講座 | |
堀内 和一朗 | 医療法人社団緑水会 横浜丘の上病院 精神科 | |
本郷 誠司 | 市ヶ谷ひもろぎクリニック | |
三浦 智史 | 医療法人社団翠会 八幡厚生病院 精神科 | |
三木 秀樹 | 宇治おうばく病院 | |
三根 芳明 | 西八王子病院 | |
宮地 伸吾 | みやじこころクリニック 心療内科・精神科 | |
山岡 功一 | 神経科浜松病院 | |
山田 勝久 | NTT東日本関東病院 精神神経科 精神神経科 | |
山田 尚吾 | 天神心療クリニック | |
吉田 契造 | 刈谷よしだメンタルクリニック | |
鷲塚 伸介 | 信州大学医学部精神医学講座 |
なお、本学会は、委員・フェローが独自の裁量・責任で行うガイドライン以外の診療行為の妥当性を保証するものではありません。
活動記録
第1回双極性障害委員会開催
平成19年11月11日(日)10:00~12:00
品川プリンスホテル会議室
第2回双極性障害委員会開催
平成20年7月26日(土)11:00~11:45
アクロス福岡会議室
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第5回日本うつ病学会総会)
平成20年7月26日(土)14:45~17:15
アクロス福岡 第3会場
第3回双極性障害委員会開催
平成20年10月1日(水)17:30~19:30
品川プリンスホテル会議室
「ラモトリギンの日本における適応と使用上の注意」をホームページに掲載
平成20年12月25日(木)
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第6回日本うつ病学会総会)
平成21年8月1日(土)9:00~11:10
品川プリンスホテル アネックスタワー プリンスホール(第4会場)
第4回双極性障害委員会開催
平成21年8月1日(土)11:15~12:15
品川プリンスホテル会議室
ホームページの「躁うつ病(双極性障害)とつきあうために」を更新しました
平成22年4月15日(木)
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第7回日本うつ病学会総会)
平成22年6月12日(土)15:00~17:00
石川県立音楽堂 邦楽ホール(第2会場)
第5回双極性障害委員会開催
平成22年6月12日(土)17:15~17:45
石川県立音楽堂
第6回双極性障害委員会開催
平成23年7月2日(土)7:00~8:00
大阪国際交流センター
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第8回日本うつ病学会総会)
平成23年7月2日(土)9:00~11:00
大阪国際交流センター さくら(第2会場)
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第9回日本うつ病学会総会)
平成24年7月28日(土)14:20~16:20
京王プラザホテル コンコードC(第3会場)
第7回双極性障害委員会開催
平成24年7月28日(土)16:30~17:30
京王プラザホテル 南舘9階 「サファイア」
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第10回日本うつ病学会総会)
平成25年7月20日(土)9:00~11:00
AIMビル 311+312+313(E会場)
第8回双極性障害委員会開催
平成25年7月20日(土)14:20~15:30
北九州国際会議場 3階 「33会議室」
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第11回日本うつ病学会総会)
平成26年7月19日(土)9:00~11:00
広島国際会議場 コスモス(E会場)
第9回双極性障害委員会開催
平成26年7月18日(金)14:40~15:40
広島国際会議場 B1F「楽屋」
第10回双極性障害委員会開催
平成27年7月17日(金)11:50~12:40
京王プラザホテル 本館4階「けやき」
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第12回日本うつ病学会総会)
平成27年7月18日(土)14:30~16:30
京王プラザホテル 南館4階「扇」
双極性障害フェローミーティング開催
平成28年8月5日(金)11:30~13:00
ウインクあいち 会議室904
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第13回日本うつ病学会総会)
平成28年8月6日(土)9:00~11:00
ウインクあいち 展示場802-804
第11回双極性障害委員会開催
平成28年8月6日(土)12:20~13:30
ウインクあいち 会議室907
双極性障害委員会・フェロー合同会議
平成29年7月21日(金)
京王プラザホテル みずき
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第14回日本うつ病学会総会)
平成29年7月22日(土)
京王プラザホテル 花B
双極性障害委員会
平成30年7月27日(金)
京王プラザホテル 武蔵
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第15回日本うつ病学会総会)
平成30年7月28日(土)
京王プラザホテル 花D
双極性障害委員会フェローミーティング
平成30年7月28日(土)
京王プラザホテル 富士
双極性障害委員会企画シンポジウム開催
(第16回日本うつ病学会総会)
2019年7月5日(金)
あわぎんホール 会議室2~4
双極性障害委員会
2019年7月5日(金)
あわぎんホール 展示室1
双極性障害委員会フェローミーティング
2019年7月6日(土)
あわぎんホール 展示室6~8
関連学会
International Society for Bipolar Disorders
5th Biennial Conference of the International Society for Bipolar Disorders
Istanbul,Turkey March 14-17, 2012
推薦図書
一般向け
双極性障害 ─躁うつ病への対処と治療
加藤忠史著
筑摩書房 ちくま新書 819 円、2009年
あの人が躁うつになったら 双極性障害の伴侶とともに
ジュリー・A・ファスト、ジョン・D・プレストン著、田中雅子訳
オープンナレッジ 1500円、2006年
躁うつ病を生きる
ケイ・ジャミソン著、田中啓子訳
新曜社 2400円、1998年
躁うつ病はここまでわかった
加藤忠史&不安・抑うつ臨床研究会編
日本評論社 1600円
バイポーラー(双極性障害)ワークブック―気分の変動をコントロールする方法
モニカ・ラミレツ・バスコ著、野村 総一郎、佐藤 美奈子、荒井 まゆみ訳
星和書店 2940円、2007年
躁うつ病とつき合う
加藤忠史著
日本評論社 1500円、1998年
うつ病新時代―双極2型障害という病
内海 健著
勉誠出版 1800円、2006年
専門家向け
Manic-Depressive Illness: Bipolar Disorders and Recurrent Depression.
Frederick K. Goodwin, Kay Redfield Jamison, 2007
Bipolar Psychoparmacotherpy
Hagop S Akisksal & Mauricio Tohen, Wiley, 2006
躁うつ病とてんかん
エーミール・クレペリン著
みすず書房(残念ながら現在絶版のようですので、中古で入手可能です)
双極性障害の治療スタンダード
樋口輝彦、神庭重信編
星和書店 3780円、2003年
21世紀のリチウム療法
寺尾岳著
新興医学出版社 2415円、2006年
気分障害の臨床:エビデンスと経験
神庭重信、坂本薫、樋口輝彦著
星和書店 3800円、1999年
双極性障害-躁うつ病の分子病理と治療戦略
加藤忠史著
医学書院 4090円、1999年
うつ病論の現在
広瀬徹也、内海健編
星和書店 3600円、2005年
カプラン精神科薬物ハンドブック
Sadock BJ, Sadock VA & Sussman N著、山田和男、黒木俊秀、神庭重信 監訳
メディカル・サイエンス・インターナショナル 5800円、2007年
雑誌特集
双極性障害
臨床精神医学 2006年10月号、アークメディア
双極性障害―双極性概念の拡大と治療法の発展-I、II
精神科治療学 2005年11月号、12月号、星和書店
双極性障害の薬物療法
臨床精神薬理 2007年12月号、星和書店
双極性障害
こころの科学 2006年12月号、日本評論社
国際双極性障害学会
国際双極性障害学会(International Society For Bipolar Disorders; ISBD)は、双極性障害を専門とする、世界中の精神科医、コメディカル、研究者らが参加している学会です。会員相互の協調、研究、研鑽を通じて、双極性障害を抱えている患者さんの生活を改善することを目指しています。双極性障害のよりよい治療を目指して、個人会員のほかに、国や地域の支部が組織され、ネットワークを形成しています。日本支部として、日本うつ病学会が指定されました。
ISBDに入会されますと、偶数年に米国のピッツバーグで開催される会議および奇数年に開催される国際学会に割引料金で参加できます。年8号発行される機関誌Bipolar Disorderと季刊ニュースレターその他の情報を受け取ることができます。
専門家だけではなく、患者さんやご家族の方も入会が可能です。ぜひ積極的に入会してください。入会方法の詳細は、ISBDのホームページ(https://www.isbd.org/)をご覧ください。
新着情報
機関誌Bipolar Disorderに掲載された3編のタスク・フォース報告の日本語翻訳を、版権所有者(ワイリーパブリッシングジャパン株式会社)の許可を得て掲載いたします。
下記PDFをご覧ください。
Bipolar Disorder(日本語翻訳)